こんにちは、(わいんの和)です。
前回に引き続き【ロートシルト】のお話です。
日本人には馴染みが無くロートシルト家の事を知らない方もたくさんいると思います。
ロートシルト家(ファミリー)とは世界最大、最強の財閥なのです。
金融関係、鉄道関係など、多くの事業で莫大な富を築き上げたロートシルト家は世界各国で強い影響力を持っています。
そして、フランス格付け第1級ワイン5つの内、2つ。
“シャトー・ラフィット・ロートシルト”と“シャトー・ムートン・ロートシルト”はそれぞれ
“ラフィット”はフランス・ロートシルト家の所有。
“ムートン”はイギリス・ロートシルト家の所有するシャトーなのです。
これ以上のロートシルト家についてはワインの話から外れすぎるので、ご興味のある方は是非ネットなどで調べてみて下さい。
さて、話をワインに戻してボルドーの格付けの続きです。
その前に、ボルドーワインの特徴となぜボルドーワインは世界一有名なのかを探りたいと思います。
ボルドーワインは、
長い歴史があり約2000年前からワインが作られています。
葡萄栽培に適した土地や自然環境に加えて、
安定した高い品質の味わいを守る為に、数種類の葡萄品種をブレンドしてワインを作る事。
これを「アッサンブラージュ」と呼び、主にカベルネソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルローなどの品種が用いられます。
それぞれの品種に特に向いている土壌、気候など、そして各地区、村、シャトーによりブレンドの配分加減が異なります。
ボルドー地方は各地区名、各村名、各シャトー名と範囲が狭くなるに伴い“味わい”“品質”
“個性”がはっきりしてきます。
その中で有名シャトーが沢山存在するメドック地区。
そして主な村は、サン・テステーフ村、ポイヤック村、サン・ジュリアン村、マルゴー村など。
素晴らしい白ワインを生み出す、グラーヴ地区、その他にもポムロール地区、
サンテミリオン地区などはメドック地区とはまた違うタイプの高質赤ワインの産地です。
次回も格付けワインのお話を進めます。