食つな

【わいんの和】⑤

2019年12月18日

こんにちは (わいんの和)です。
前回に引き続き、シャンパーニュの話です。
もちろん、シャンパーニュもガスを含んだワインの一種ですが、
この名称が使われだしたのは、1600年頃からになります。
味わいも素晴らしいですが、グラスに注ぎ入れたときに立ち昇る繊細できらびやかな
泡立ちの美しさに、当時のフランスをはじめ欧州貴族や宮廷を魅了し、
世界の上流階級の社交場には無くてはならない飲み物として発展をして行きました。

まずは生産地ですが、フランスのシャンパーニュ地方で作られる事。
製造方法、使用品種なども制約があり、瓶の中で自然に発生する【泡】を閉じ込めています。
また、熟成期間にも厳しい決まりがあり、その決まりをクリアしたものが、
【シャンパーニュ】と名乗る事が許されます。

ですから、【シャンパーニュ】と名乗れるのは非常に限られた商品になります。
もちろん価格も【シャンパーニュ】を作る手間暇、熟成期間などを考えると、
普通のスパークリングワインより少しお高くなるのも納得できると思います。