こんにちは、【わいんの和】です。
ボルドーの格付けワインの内容をお話します。
まずは格付け第1級。前回お話した5シャトー、2級は14シャトー、
3級も14シャトー、4級には10シャトー、
5級は18の合計61のシャトーが「格付けワイン」となっています。
この【シャトー】とは、フランス語では本来なら「お城、館」の意味です。
長い歴史を持つフランス、ボルドーのワイン醸造所は立派なお城の様な建築物が多く
フランス観光の名所にもなる所もあるぐらいです。
しかしワインの世界では【シャトー】とはワインの生産者、醸造家を意味します。
ですからシャトーマルゴーは「マルゴー城」では無く
「マルゴー家もしくは、マルゴー醸造所が作るワイン」という
意味になります。
このシャトー何々という呼び方はほぼ90%以上、フランス、ボルドーのワインと思っても
間違いありませんが、ほかの国など例外もありますのでご注意を。
Chateauは時に省略し「chマルゴー」と明記されて扱われている時もあります。
そしてフランスワインと言えば、ボルドーワインとブルゴーニュワイン。
この2大ワインがもっとも有名で、
ボルドーワインは別名【ワインの女王】、ブルゴーニュワインは【ワインの王様】
と言われます。
両方を飲んだ事がある方は、どっしりと重く渋みが強いボルドーワインの方が「王様」の様に思えますが、もとはブルゴーニュワインの品質の高さ、圧倒的な芳醇な香りなどが
先に有名になり「ワインの王」と呼ばれていた為、もう一つの銘醸地ボルドーが対比して
「女王」と呼ばれる様になったようです。
では、次回は格付け61銘柄を紹介していきます。
すべてを紹介していくと非常に時間がかかる為、
色々な特徴や歴史的な背景に特徴があるシャトーを選び進めて行きたいと思います。