こんにちは、【わいんの和】です。
ここからは、ワインを飲んでいる方なら誰もが憧れる“フランス・ブルゴーニュ地方”のお話を
させていただきたいと思います。
ブルゴーニュ地方は、フランスの中央東部を南北に300キロにわたり縦断する産地です。
ボルドー地方と並ぶ二大銘醸地のひとつで、世界中の作り手がこの地のワインを手本として作っています。
ブルゴーニュ地方ではボルドー地方とは異なり、ブレンドすることなく単一品種でワインが造られています。
使用される品種の数も少なく、ピノ・ノワールから造られる赤ワイン、そしてシャルドネから造られる白ワインが有名です。
白ワインのシャルドネは比較的栽培しやすい品種です。
赤ワインのピノ・ノワールは病気に弱く、栽培するのが難しいこともあり
”世界で最も育てにくいぶどう”と言われることもあります。
気候は、全体的に冷涼な大陸性気候で、夏は暑く、冬は冷え込みが厳しく、
雨や雹といった天候被害にも遭いやすい産地で収穫年や生産者による品質の差が大きいと言われています。
土壌は、主に石灰質または粘土石灰質といわれるタイプです。
特にコート・ドールと呼ばれる地区は多数に断層が入り交じることで、隣どうしの畑であってもワインの味が変わるといわれています。
ブルゴーニュワインのことを深く知ろうとすればするほど覚えることが山のようにあり、
難しい所でもありますが、おもしろい所でもあります。